はじめに
以降、Linux 環境を想定しています。また、動作確認は、RHEL 7.4 環境で行いました。その他のディストリビューションで動作するかは未確認です(問題ないとは思いますが)。
仮想コンソールとは
仮想コンソールとは、非グラフィカル環境でのシェルプロンプトです。X Window System を搭載した Linux 環境で、画面がフリーズし、ターミナル画面からコマンドを実行できない場合などのトラブルシューティングに有効です。
仮想コンソールは tty(TeleTypewriter) と呼ばれています。通常は、6つ(tty1 ~ tty6)が存在します。それぞれのコンソールは同時にアクセスし、異なる作業を行うことができます。アクセスの際は、リモートでなく、物理マシンから行う必要があります。
切り替え方法
動作 | 入力キー |
---|---|
仮想コンソール( tty[2-6] )切り替え | Ctrl + Alt + F[2-6] |
初期コンソール( tty1 )に戻る | Ctrl + Alt + F1 |
なお、現在ログインしている仮想コンソールの番号は、次のコマンドから確認できます。
$ tty /dev/tty3